《知っトク》学校・塾・家庭、三位一体の学習
あなたは塾に通っているせいか、学校の授業を「そんなところはもう習ったよ」と軽んじていませんか。
基本を甘く見てはいけません。
あらゆる問題は、全て基本に通じています。
こと中学入試・高校入試にしても、例外ではありません。
塾に行きながらも、学校の授業を復習と捉え、大切にしている子供は、入試本番に力を発揮します。
それが実際、学校の授業の良さなのです。
つぎに、塾の良さは何か。
もちろん、勉強を教えてもらうことにあるですが、ポイントとなるのは、子供ひとり一人の能力を最高に引き出す指導をしてもらえるか、「学習の仕方」・「学びのコツ」まで伝授してもらえるかにあるのではないでしょうか。
最後は、勉強する上で一番の大切な部分は、家庭での学習にあると自覚してください。
意外に思えている人は、要注意です。
宿題をないがしろにしていませんか。
宿題をないがしろにさせていませんか。
成績が振るわない人は、少なからず思い当たる節があるでしょう。
勉強の飲み込みが悪くても、家庭の学習〔宿題〕を重要視し大切にする子供が、志望校合格を確実に手に入れます。
彼らは志望校合格をなんら疑うことなく信じて、家庭学習に打ち込めています。
そんな子供を育てることが、塾の使命でもあります。
子供が学び成長するのは、『家庭』が一番の場所だと考えてください。
なかなか難しいことですが、子供が家でじっくり勉強に取り組む姿勢を身につけることが、すごく大切です。
学校はあくまで、そのきっかりです。
塾の役割は、子供が自分だけでする家庭学習をいかにサポートできるかにあります。
家庭での学習は、勉強を教わるのではなく、子供自らが創造することに価値があるのです。
わからない問題を聞ける人が、近くにいることではありません。
家庭学習は、自問自答の場なのです。
その意味では、塾の役目は、子供が自問自答できる頭を事前準備しておいてあげることでもありますね。
家庭学習が重要なわけですから、子供本人・家庭(親)・塾の三位一体の結束も忘れてはなりません。