【保護者様】塾長が教える《成績が上がる》勉強法とオススメ本

日々勉強に頑張る皆さん、そして子供の教育に悩むお母さんに向けて、役立つ勉強法や教育、また関連オススメ本を紹介!

《知っトク》学力低下の理由

学力低下の問題について、少し変わった方向から考えてみたいと思います

人間って、間違いから学ぶものですよね。

これは、エラい人ばかりのことでなく、私たちも経験からよく知っています。

そうでありながら、子供には、最初から間違わないように教えます。

勉強だけではありません。

公園の遊具にしても、ボール遊び禁止にして、ケガをしないための措置です。

つまり、自ら学ばなくても失敗しなくても、答えを「教えて」いるわけです。

ある程度成長し大人になり、高校受験が間近ともなれば、公式を覚え、暗記依存型の勉強もありでしょう。

でも受験を目的とする勉強である以上、中学校・小学校のうちからその傾向があり、言わば、学ばないように教えられています。

ですので、受験問題を解くテクニックは教わってはいても、自分で考え答えを導き出すという施策・行為など入り込む余地がないのが、大きな問題ではないでしょうか。

これでは、学力が低下するのは無理ありませんね。

早くから受験の知識を身につけることも良いことでしょう。

少しでもいい中学・いい高校への進学することは、そういった勉強はするに越したことはありません。事実です。

しかし、子供でなく私たち大人が、本来あるべき勉強の目的が何なのかをしっかりしておかないと、「ニセモノの勉強」を子供に強いることになり、思考を働かせる「本物の勉強」が疎かになってしまうのも、また事実です。

そこを履き違えると、いくら良い中学・高校・大学に入学卒業しても、その子供達が

つまらない大人になってしまうのがオチです。

大切な我が子を、個性も何もないのっぺらぼうの大量生産された大人に育てるのが、本望ではありません。

そうならないためにも、子供達が将来、社会の一端を担う大人に成長を遂げていくために、今何をどのように学ぶか、今一度、私たち大人が見つめなおす必要があるのではないでしょうか。

何のための勉強か。

勉強の分目的は、自分や自の周りのもの(人間ばかりでない)を幸せし、人生を豊かにするためにするものであると私は思います。

受験勉強は、その目標を達成するがために手段にしかすぎません。

志望校合格するがための受験勉強が、人生の目標にすり替わってしまってはないでしょうか。

近頃では、会社での年功序列制度は見直され、新社会人の採用にも学歴偏重は薄れてきています。

肩書よりも、役に立つ人財を社会が求めるようになってきてます。

そんなことを考えると私たち親から、昔ながらの少し的外れな教育に対する認識を改め、脱却しなければなりません。

教育=勉強ではないはずです。

教育の現場は、学校にだけあるのではあるのではなく、社会そして家庭にあるのです。

子供を育てる教育者の端くれとして、私の塾生たちには、本当の「学び」を少しでも授けてやりたいと思います。

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