《知っトク》ねえ、お母さん。お子さん、行きたい高校を決めてますか?
『なぜ、勉強しないといけないの?』
この質問に答えるの、難しいですよね。
大人になれば「子供のときもっと勉強しとけば…」なんて思う日もくるのですが、それを子供に話し分からせるのは、至難の業です。
挙句の果て、『義務教育だからね』と片づけてしまう。
でも、これでも子供は勉強に力が入りません。
そこでです。
大人でも興味のない本を読むのはキツいものです。
取得したい資格があるからとか明確な目的がなければ、勉強はつらいものです。
それは、子供もいっしょ。
だから、受験生となる中学3年生になるもっと早い段階から『行ける高校』でなく、『行きたい高校』について子供といっしょに話してみてはいかがでしょうか。
本来、どんな高校・どんな学科があるのかと、中学校でも一年生の段階から教えてあげるべきです。
中学生から将来の夢を決めるの難しいですが、行きたい高校なら決めるは難しいことではありません。
明確の目標を持つことで、定期テストでは何点取らないといけないのかとか、そのためにはどれだけ勉強しないといけないかとか、モチベーション・意欲が生まれていきます。
闇雲にテスト発表したから、「勉強しなさい」では、なかなか子供も動いてくれませんよね。
ポイントは、『行ける高校を探す』段階になるよりも早く、『行きたい高校』を意識させてやること。
お母さん・お父さんが、子供に勉強を教えてやることはなかなか難しいかもしれませんが、これならできるはず。
だから私の塾は、春夏冬の特別講習前の面談時には、中学1年生の段階から、親子で話できるような高校に関係する資料をお渡しするようにしています。
子供が、本当に『なぜ、勉強しないといけないの?』と開き直る前にね。