《知っトク》志望校策定の基準
中学生のみなさんへ。
志望高校の策定を、自分の今の学力で決めていませんか。
それは大きな間違いです。頑張ろうにも力も半減です。
自分で限界を作っていけません。
それでは、目標を決めていないのと同然です。
自分にとって最高に行きたい高校を目指しましょう。
今の学力や入学の難易度なんて関係ありません。
「本当に行きたいかどうか」だけが肝心なのです。
これが、志望高校を決めるための基準であり、一番重要なポイン。
そして決めた志望校は、日々念じ自分に言い聞かせ、その意志をぶらしてはいけません。
何よりも志望高校合格の強い意志を持ちましょう。
自分をその気にさせてあげてください。
保護者の方は、お子さんをいつもその気にさせ、叱咤激励し応援してあげてください。
行きたい高校が決まれば、あとはそこに入学する為にすべきことをこなせばよいだけです。
もし君が、「中学3年の夏まではクラブ活動に打ち込み、それから受験勉強をすれば十分間に合う」なんて考えているならば、甘すぎますよ。
「だって、クラブのセンパイはそうして志望高校に合格して、今もクラブを続けているから」と・・・。
クラブ活動引退後、猛然と受験勉強を開始して、志望高校に合格したその先輩は、実はそれまでの1・2年生のときから、志望校を決め、ちゃんと勉強してきているのです。
そういうセンパイほど、クラブで時間を取られながらも、一生懸命勉強もしてきているのです。
文武両道で勉強するからこそ、あまり勉強できていない気がし、さらに自然と励んでいるのです。
その人たちは1・2年生のうちに基礎力をしっかりと身につけ、勉強するクセができあがっています。
だから、引退後に猛ダッシュで勉強ができるのです。
クラブ活動もせず、志望高校も決めず、のほほんと1・2年生を過ごしていては、あっという間に3年生。
それでは、なかなか思うように受験勉強もはかどりませんよ。
だから、もう一度言います。
行きたい高校を今から決めておきましょう。
中学1年生であっても、決して早くはありません。
志望高校が決まっていれば、定期テスト勉強も頑張れるはずです。