《知っトク》めざせ!カンペキ答案作り
せっかく勉強したのに,本番のテストで実力が発揮(はっき)できなかったり,思わぬミスをしたり…。
そんなことのないように,答案作りのコツをチェックしよう!
①まずは取り組む順番と時間配分を考える
◎できる問題から解く!
最初の問題がいきなり難しくて時間をとられ,最後まで解けなかった,なんてことにならないよう,できる問題から取り組み,確実に得点をかせごう。
国語の漢字の読みや書き取りなどは,忘れないうちに書いておくとよい。
◎だいたいの時間配分を!
できそうな問題を見きわめるためにも,まずテスト用紙全体を見わたそう。
裏に問題があるかどうかも要チェック。
問題数と難易度を考えて,取り組む順番と、だいたいの時間配分を決めよう。
じっくり取り組む記述問題は後にしたほうがよい。
②問題に的確に答えよう
◎問題文は2度読もう!
問題文には,問われている内容と解答の形式の指示が書かれている。
解答はそれに沿ったものにすること。
「○○はなぜか」という問いなら,解答は「○○だから」「○○なので」となるはずだ。
問題文をしっかりつかむために,必ず2度読む習慣をつけよう。
◎後にある問題に注意!
国語や英語の長文問題では,まず「次の文章を読んで,問題に答えなさい」などとあって,問題は長文の後になっていることがある。
この場合は,先にどんな問題があるかを確かめよう。
そうすれば,長文を読む時に気をつけなければならない点を意識できるはずだ。
③ケアレスミスを防ぐには…
◎解答らんを間違えるな!
問題と解答らんがはなれている場合,正しい解答らんに記入しているかにくれぐれも注意しよう。
問題順に解かない場合は,問題文の番号と解答らんの番号をよく確かめること。
また,解答らんの並びが縦か横かもチェック。
◎後回しにした問題を忘れるな!
後でやろうと思っていた問題を忘れないこと。
飛ばした問題は,後でわかるように,○印をつけておこう。
3つ答える問題で,1つだけわからなくて後で考えようなどという場合は,見のがしやすいので特に気をつけよう。