《知っトク》勉強のできる子できない子
勉強ができる子に共通していることは、継続して『やる気』があることです。
決してみんながみんな、理解力が高いというわけではありません。
「この子は、やったらできるのに・・」とは、理解力はあるってことですよね。
例えば、理解力の高い子が10分で2個の問題を解いたとします。
この子たちは、やればできる子であって、高い理解力を持った子です。
でも悲しいかな、『やる気』があるというわけではなく、なかなか続かない。
一方、理解力が決して高いわけではない普通の子がいて、10分で1個の問題だけ解けたとします。
できる子の半分であっても、1時間頑張れば、5個の問題を解いたことになります。
これが1か月・1年となるとどうなっていくかは、一目瞭然ですよね。
つまり、能力(理解力)はあっても、『やる気』がないと絶対ダメ!。
逆に能力(理解力)がさほど高くなくても、『やる気』が人一倍強い子が、勉強できる子になるわけです。
いくら頭でも分かっていても結局ダメなわけで、やるという行動に移せた者だけが、勉強ができるようになるのです。
これでわかりますね。
『やる気』とは、継続しやり続ける力のことです。
で、その『やる気』を高め、持続した状態を作るには、3つの方法があります。
①「自分はできる。自分は能力がある」と感じること(感じさせること)。
②「これなら、できそうだ」という感覚を味わうこと(味合わせること)。
③「よくやった!。できたね。頑張ったな」と声をかけてもらえること(声をかけること)。
これらには、心の『やる気』のツボを押す作用があります。
具体的行動して、易しくすぎず難題すぎない課題を解き、自分でできた感を味わうこと。
これは、私(塾長)が子供たちを指導する時に意識している落とし所でもあります。
これが行動を持続させる内発的な動機付けなり、このような環境に身を置くこと(置いてやること)が最も重要です。
よく似たものに外発的な動機付けがありますが、決して心のスイッチを押す動機付けには結び付けません。
この外発的なものとは、みなさんがよく聞く知「テストでいい点取ったら、あれ買ったげる」や「テストで点悪かったら、親に怒られる」ってやつです。
瞬発力とはなっても、やる気が持続しないのは、みなさん自身が経験・実証済みですよ(笑)。