《知っトク》予習と復習、どちらを優先?
予習からはじめようか? 復習だけしようか?・・・
先に予習と復習の目的と仕方を述べましたが、実際に問題なるのは、そう、時間です。
部活や習い事などで、予習と復習の両方にたっぷり時間をかけれないこともよくあるでしょう。
それに、テレビも見たいし、遊びにもいきたい。
そこで、こと学校の授業に重点をおくなら、予習を優先させるのが得策でしょう。
マラソンでもそうですが、遅れて追いつこうするよりも、余裕も持って走った方が、精神的にも余裕ができ、楽に走ることができます。
これと勉強でも同じことが言えます。
学校の授業を復習と位置づけて、先に予習をしておくが、より効果的で授業にも集中できます。
結果、復習よりも予習を重視した方が、学校の授業でわからないところが少なくて済むはずです。
一般的に、塾でもそのペースを守っています。
学校の授業が復習となるように、塾ではその予習しているのです。
塾に通うことで、予習も復習もできるです。
そんな塾が望ましいあり方です。
塾選びのコツとして、学校の授業についていけない子には、予習がメインの塾では適していません。
その点で、子供の習熟度をしっかり見てもらえて、個別に合った勉強のペースメーカーになってもらえるような塾を探すのがよいでしょう。
もちろん、休日など、時間ができたときに、復習もしっかりするのを忘れないようにしましょう。
ところで、『勉強しなさい』と親が言うと、『勉強する時間がない』と子供が言い返してきたりいませんか。
そんな子に限って、遊ぶ時間はしっかりととってあります。
おもしろいものですね。
時間がないではありません。時間はつくり出すものです。
そんなお子様は、何を優先させるべきをよく考えて、気づかせてあげる必要がありますね。