《知っトク》どうしても満点が取れない理由?!
テストで90点代は取れるのに、どうしても満点が取れない。
100点を取る子を見ると、なんだか自信あふえて見えますよね。
でもその子たちだって、実は最初から自信満々だったわけではありません。
むしろその逆で、すごく自分のしている勉強に不安だったはず。
例えば、英単語をひとつ覚えるときも、この綴りであっているか念のために再度確かめたり。
数学の勉強をしていても、出た答えが本当にそれでいいのか確かめずにはいられません。
本当に筋の通った解き方であるか自問自答しています。
自信どころか念には念を、すごく臆病な感がしますよね。
でも、やっている勉強の量・質(レベル)は、90点を取る子と全く変わりません。
だって、90点以上いつもとる子も十分賢くて、100点を取っても全然おかしくないのですから。
そう、外からではパッと見、全く90点の子も100点の子もおんなじですよね。
じゃあ、その差はなんのか?
先ほど言った、ネガティブなまでの臆病さにあるのです。
勉強のやり方というか、【根本となる取り組む姿勢】とも言えます。
これでいいのか執拗に疑い、かといって安易に先生やまわりの人に頼るのでなく、自分自身に問い返し、問い直します。
なんだか、自信のない自分に頼るだなんて、矛盾していますよね。
でもこれが、90点は取れる子になくて、100点を取る子にはある素養です。
この矛盾ゆえに、見た目・外観からは見て取れず、自信ありげに見えるちゃうのかもしれません。
じゃあ、90点ではなく、100点を取るにはどうすればいいのか?
言うなれば、勉強の量・質の問題ではなく、取り組み姿勢をどうマネするか。
感覚に関わる話しなので、言葉ではなかなか言い表せませんが、だからこそどうマネるかにかかっています。
ひとつヒントをいうなら、100点を取る子と対局にある、いわゆる勉強できない子の感性・取組み姿勢とは、間違っていても、分からなくても、覚えきれなくても、そんなに全く気にならないということ。
だから、真向からその逆を意識しながら、日ごろから勉強し、それが意識しなくてもできるようになってくれば、100点が自ずと見えてくるはずです。