《知っトク》子供を伸ばす方法『叱るときは、しっかり叱る』
しかるときは、しっかり叱ってください。
これができているようで、案外できていないようです。
コツは、『厳しく』・『短く』・『後を引かず』。
中途半端な叱り方は、よくありません。
子供が可愛いばかりに、子供の言い訳や屁理屈をつい許したり、わがままを見逃したりすると、それが子供の既得権となり、親のいうことを聞かなくなってしまいます。
それを放置しておくと、将来に必要なさまざまなしつけをし損なうことにもなります。
その子は、最後にはお母さんが始末をつけてくれるという依存関係が出来上がり、ともすると、細かい注意を払う、失敗しないように集中する、回りに気を配る、少しくらいの辛さには耐えられる、などの大切な基礎能力が育めないまま成長していくことになります。
そうなれば、学習にも直接響くことになりますし、将来、自分では何も判断・決断できなくなる危険があります。
だから、自信を持って、ビシッときつく叱りましょう。
普段より子供を深く慈しみ、愛情があればこそ、キツく叱れるのです。
こうした『しつけ』教育は、学校では今や望めません。
そう、お母さんだからこそできるのです。
でも、よくあるのですが、お母さんが感情に激し、自分の日頃の不満うっぷんを子供にぶつけないよう注意してください。
このような愛情を感じない叱り方は、子供とっては、お母さんが『怒っている』だけになってしまします。
あなたのお宅では、こうなっていませんか。