《知っトク》大人は子供の手本
以前と比べ、自分勝手な言動をする子供が多くなったように思えるのは私だけでしょうか。
そんな子供の姿を見ると、『謙虚さ』といいましょうか、日本人のすばらしい精神面が薄れつつあるようで、さびしくもありまた心配にもなります。
◎【自他祝福】の心
自分の言動が周りにどんな影響を及ぼすだろうか、人の役に立つことにつながっているだろうかと常に意識する心のことです。
誰もする人がいないことや人の嫌がることに進んで取り組む人が多くなれば、この世の中は必ず良くなっていきます。
世のため人のために役に立つ人でありたいという献身精神を、小さいころから育てていけたらと思います。
◎【感謝する】心
目の前に起こったことを不足に受け取るか、感謝して受け取るかで、その後の取り組む姿勢や心境が違ってきます。
何事も前向きに、感謝して受け取る姿勢は、自分も周囲も明るく楽しく幸せにしていくことにつながると思います。
この【自他祝福】の心、【感謝する】心を、私たち大人自身が暮らしの中で実践して、その喜びや感動を日々子供に伝えていくことが、とても重要ではないでしょうか。
どのような子供を育てたいかということは、自分がどのようなことを大切にして生きていくかということと深くかかわってきます。
そのためにも、私たち大人が日々の充実した生活、その感激に生きていく良い手本を子供達に身を持って見せてやることが、今必要とされる教育であり、子供の成長につながっていくはずです。